野球を通じて健全な社会性と国際性をつくる

(~リトルリーグへようこそ!~ 参照:公益財団法人日本リトルリーグ野球協会 https://jllba.com/)

スポーツ先進国であるアメリカで生まれたリトルリーグは、成長段階にある少年たちの身体や心を守るため、そして、効果的に野球が上達するためにしっかりと配慮して、ルール作りがされています。

  • リトルリーグには必ずフェンスがあります。
    実は、このことが非常に重要で、遠くまで追いかけた外野手が無理なバックホームやカットまでの遠投で肩を壊すことが少ないのです。
  • 軟式野球ではフェンスがないところで試合をすることが多く、そのために外野の間を低いライナーやゴロで抜ければランニングホームランとなり、逆に、アーチを描いた大飛球は転がらないため三塁打にとどまってしまいます。
    リトルリーグでは、フェンスがあるため、それを越えればホームランという野球本来の面白さを感じることができます。
  • 基本的に盗塁はできないルールであるため、成長段階にあるキャッチャーが無理な送球で肩を痛める心配が少ないのです。
  • 少年野球で盗塁があると、よほど傑出したキャッチャーと牽制球やクイックのうまいピッチャーがいない限り、二塁だけでなく、三塁まで盗塁されてしまいます。
    そのため、実は盗塁がない方が、本来の野球の姿に近いのです。
  • 小学生から硬式ボールを使用することで、肘や肩を故障しやすいというデータはありません。
    軽い軟式ボールでも故障はします。
    原因は投げ過ぎや肘や肩に負担のかかる投げ方をすることです。
    リトルリーグではそれらの点を指導者がしっかりと指導・管理します。
  • 投球数の制限があるため、肘や肩の負担が少なく済みます。
  • 少年軟式野球や他の小学硬式野球では変化球が禁止であるため、キャッチャーの配球能力やバッターの配球を読む力が育ちにくいのですが、リトルリーグではマイナーから変化球があるため、配球を考える力がつきます。
  • リトルリーグでは、マウンドと本塁の距離が14.02mで、少年軟式野球の16mより2メートルも近いため、投球を打ち返すのが難しく、打撃の感覚や技術が向上します。
    理論上では、80kmで投げられたボールは大人の距離(18.44m)でのバッターの体感速度で約105km、100kmのボールは体感速度として約131kmとなるため、バッターはスピードに慣れます。
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