青葉緑東リトルリーグ 18年ぶり全国の舞台へ  チーム一丸 目指すは頂点

青葉緑東リトルリーグ 18年ぶり全国の舞台へ  チーム一丸 目指すは頂点

10月29日(土)に浜松球場で開幕する「JA共済杯2022全国選抜リトルリーグ野球大会」に、青葉区を中心に活動する青葉緑東リトルリーグ(関本四十四会長)が神奈川連盟の代表として出場する。全国制覇を成し遂げた2004年以来の出場で、2度目の頂点を目指す。

9月下旬から10月にかけて行われた、全国への出場権をかけた神奈川連盟大会は小学5年・6年生で結成された8チームによって争われた。

青葉緑東は初戦の藤沢を3-1で破ると、準決勝でも横浜中央に2-0の完封勝利。点の取り合いとなった旭との決勝戦は打線が奮起し、10-6で勝利をつかみ優勝。18年ぶりとなる全国への切符を手にした。

実は昨年も神奈川連盟大会で優勝を果たしていた緑東。しかし、新型コロナの影響で全国大会が中止となったため、涙を飲んだ経緯がある。

堅守と声がけ

緑東の特徴は堅い守備。神奈川連盟大会での失策はわずか1と、守備力で勝ち上がってきた。守りからリズムを作り、大きな声で周囲を鼓舞しながら一丸となって相手に向かっていく。

チームのエースを務める笠海斗主将(川崎市立鷺沼小学校6年)も、「いつも笑顔でプレーをして、打てなくてもうつむくことなく、声を掛け合うことを意識している」と話す。全国大会に向けては「全員で必勝。どんな強い相手でもひるまず、攻めの姿勢で最後まで戦い抜きたい」と白い歯を見せた。

海斗主将の父でもある笠喜也監督は「声が途切れることのないチームに成長してくれた。全国の舞台では、地域の支援者、両親やリーグ関係者すべての方々に感謝の気持ちを持ちながら、躍動してくれることを期待している」と力を込めた。

緑東は1967年に設立。チーム卒業生には、東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手、横浜DeNAベイスターズの楠本泰史選手を始め、プロ野球や社会人野球で活躍する選手を多数輩出している。

掲載:タウンニュース〈横浜市青葉区〉10/20(木) 8:00配信

https://article.yahoo.co.jp/detail/d3267c2b0b511b734bacb86b5a0f161fa72e66c6

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